基金訓練~特集!ハローワーク徹底活用法

特集!ハローワーク徹底活用法

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基金訓練とは

緊急人材育成・就職支援基金事業の1つとして、雇用保険を受給できない方(受給を終了した方を含む)を対象に、医療、介護・福祉、IT分野などの職業訓練を3か月~1年程度行います。受講料は無料で、訓練期間中の生活費の給付(被扶養者がいる場合月12万円、いない場合月10万円)・貸付(月5万円又は8万円まで)制度があります。

【対象者】

  • ハローワークへの求職申込を行っている方 で
  • ハローワークにおいてキャリアコンサルティングを受け、基金訓練の斡旋を受けている方 で
  • 訓練を受けるために必要な能力があり、
  • 公共職業訓練(の受講歴がある場合は)修了後1年以上が経過し、かつ、平成21年6月8日以降に受講した公共職業訓練と新たに受講しようとする訓練の期間が合算して24ヵ月を超えない

という条件を満たさなければなりません。

また、訓練の受講に当たっては、訓練の実施機関において、一定の選考(面接・筆記問題等)が行われる場合があります。

職業横断的スキル習得訓練コース

職種に関わりなく再就職に必要なスキルを身につけるコースです。パソコンでの文書や表計算・図表・プレゼンテーション資料の作成や、会計・経理等に係る必要な知識や技能を座学により実施する3ヵ月程度の訓練コースです。(IT基礎分野、営業・販売・事務分野)

新規成長・雇用吸収分野等訓練コース

地域で必要とされる人材に求められる基本能力から実践能力までを習得するための3ヵ月~1年程度のコースです。(医療・介護・福祉分野、IT、農林水産分野等)

  • 基礎演習コース
    ワークガイダンスや職場見学・職場体験・職業人講話等の時間数を多くカリキュラムに取り入れた訓練コースです。ITスキル向上や総務・経理等の事務処理能力向上のカリキュラムを中心として多様な業種、職種を体験できます。
  • 実践演習コース
    教育訓練受講後に就業を想定する産業分野の職種において、必要な実践的な知識・技能を習得する内容で、デュアル形式又は企業実習のみにより実施する訓練コースです。

社会的事業者等訓練コース

社会教育や環境保全などの社会的事業等分野で就職したり、事業の担い手となるために必要な技能を習得するための3ヵ月~1年程度のコースです。

  • ワークショップ型訓練
    社会的事業等の事業内容に関わる職場を模した作業環境等でのワークショップ(ロールプレイ、職務のエッセンスを抽出した作業訓練、課題発見学習等)、基礎知識習得のための座学等を効果的・弾力的に組み合わせた教育プログラムによって、社会的事業等や関連分野の企業等への就職に当たり求められる職場環境・作業への適応、働く自信の回復、基礎的な技能の習得等を目的として実施されます。
  • OJT型訓練
    社会的事業の経営、事業遂行への参画に係るOJT(日常の業務に就きながらおこなわれる訓練。ここでは、社会的事業経営者のいわゆる「鞄持ち」研修、事業参加スタッフとしての実務研修等をいう。)

未就職学卒者向け訓練

社会人としての心構えや、就職に必要な基礎力の養成、主要な業界・業種に係る短期間の体験などを内容とする訓練です。