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介護予防運動指導員のお仕事について
急速に進行する日本の高齢化社会の中、介護保険制度を維持・運営していくためには要介護/要支援認定者の絶対数の伸びを圧縮し、保険者の費用負担の上昇と公的保険者の支出を抑える必要があります。
こうした中、2005年8月、厚生労働省は、介護予防サービスについて、市町村がサービス提供事業者に対して支払う報酬を、どれだけ運動機能などが改善したかという成果に応じて上乗せする方針を固め、介護予防に重点を置くようになりました。
この介護予防、すなわち以下のようなことを指導していくのが、「介護予防運動指導員」です。
- 高齢者が要介護状態にならないようにすること
- 要介護状態になったとしても、それ以上悪化しないようにすること
- 生活機能の低下を防ぐことにより、健康でいきいきとした生活や人生を創ること
具体的に行うことは以下のとおりです。
- 介護予防プログラムを実施・トレーニングの指導。
- 介護予防診断「おたっしゃ21健診」の実施。
- 介護予防プログラムの効果測定。
- 介護予防プログラムの実施にあたり、他の専門職との連携を図る。
※「おたっしゃ21健診」とは東京都老人総合研究所が開発した老年症候群のリスクをその場で判定することができるツールです。簡単な18項目の質問と3項目の体力測定(握力、片足立ち、歩行速度)によって、身体の衰弱、転倒、尿失禁、低栄養、軽度認知症のリスクをその場で判定することができます。